
文部科学省は令和8年度日本語教員試験の概要を発表しました。試験日は令和8年11月8日(日)です。令和7年度試験から大きな変更はありませんが、受験予定の方は忘れずに受験日をチェックしておいてください。また、経過措置を受ける方のために、「登録日本語教員の取得ルートに関する要件(経過措置期間)」も公開されました。
令和8年度日本語教員試験の概要
試験日:令和8年11月8日(日)
出願期間:令和8年7月中旬から8月中旬(予定)
受験料等:
1.通常:基礎試験及び応用試験 18,900円
2.試験免除を受ける場合
(1)基礎試験免除:免除資格の確認及び応用試験受験料 17,300円
(2)基礎試験及び応用試験の双方の免除:免除資格の確認手数料 5,900円
※1及び2(1)、(2)の費用には合格証書発行を含みます。
試験会場:北海道、東北、関東、中部、近畿、中四国、九州、沖縄
※各地域の試験会場については調整中
結果通知:令和8年12月中旬予定
受験料や試験会場は、令和7年度から大きな変更はなさそうです。受験する可能性のある方は、今すぐ忘れずに、11月8日と7月中旬に予定を書き込んでおきましょう。なお、試験の申込受付などの詳細は、令和8年6月ごろ公表予定です。
令和8年度日本語教員試験の実施要項
試験の構成:
①基礎試験:試験時間120分、出題数100問、選択式、配点は1問1点(計100点)
②応用試験:配点は1問1点(計110点)
読解:試験時間100分、出題数60問、選択式
聴解:試験時間50分、出題数50問、選択式
出題範囲:
「登録日本語教員 実践研修・養成課程コアカリキュラム」(令和6年4月1日中央教育審議会生涯学習分科会日本語教育部会決定)の養成課程コアカリキュラムにおける必須の教育内容から出題する。
合格基準:
① 基礎試験:必須の教育内容で定められた5区分において、各区分で6割程度の得点があり、かつ総合得点で8割程度の得点があること。
② 応用試験:総合得点で6割程度の得点があること。
※ 基礎試験、応用試験とも、年度ごとの難易差等により合格基準の調整を行うことがある。
試験の構成(試験時間、出題数、配点)、出題範囲、合格基準は、令和7年度から変更ありません。
注意が必要な経過措置ルート
経過措置のD-1、D-2およびE-1、E-2ルートで出願される方は、現職者講習の修了が必要ですが、令和7年度から出願の時点で講習をあらかじめ修了し、出願の時点で他の出願書類とともに修了証を提出しなければならなくなっています。必要な方は早めに準備を始めるようにしましょう。
経過措置期間の取得ルート別の要件の整理
文部科学省は令和8年度日本語教員試験の概要の発表に先立ち、「登録日本語教員の資格取得ルートに関する要件(経過措置期間)」を公開しました。
これを見ると、C、D-1、D-2、E-1、E-2、Fのルートごとに何が必要なのかが、以下の項目ごと、経過措置期間とともに分かりやすく表にまとめられています。
①現職経験
②日本語教員養成課程
③学位
④日本語教育能力検定試験
⑤経験者講習(講習Ⅰ、講習Ⅱ)
また、日本語教員試験(基礎試験・応用試験)の免除についても一覧できます。
なお、Cルート以外のルートの経過措置期間は令和11年3月31日まで、Cルートの経過措置期間は令和15年3月31日までです。経過措置を受ける予定の方は、日本語教員試験の対策について、そろそろ本気で考える時期に差し掛かっているかもしれません。
令和8年度日本語教員試験の概要
https://www.mext.go.jp/a_menu/nihongo_kyoiku/mext_00004.html
https://www.mext.go.jp/content/20260107-mxt_nihongo02-000046619_1.pdf
執筆:新城宏治
株式会社エンガワ代表取締役。NPO法人国際教育振興協会 日本語教師ネットワーク機構代表理事。高崎健康福祉大学非常勤講師。日本語教育に関する情報発信、日本語教材やコンテンツの開発・編集制作などを通して、日本語を含めた日本の魅力を世界に伝えたいと思っている。




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