花粉症が原因のくしゃみが聞こえるようになり、桜の花が咲くのももう少しという季節になりましたね。2025年4月・5月のセミナー情報をお届けします。1件、3月末のセミナーもご紹介していますのでお申込みはお早目にお願いします! ▼こまつなキャラバン#03…
文化審議会国語分科会のローマ字小委員会は、令和6年度の審議をとりまとめました。その中でローマ字のつづり方に関しては、1954年に内閣告示が出されて以降、訓令式が基本とされてきましたが、実態に即してヘボン式を採用するとの方向性を示しました。審議…
「生成AIは便利だ」というのは聞きますが、日本語教師の皆さんは生成AIについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。難しそう、ついていけないと感じている方も多いかもしれません。使えば便利で様々な可能性が広がる生成AIについて、少しでも使うハ…
2018年の入管法改正により、在留資格「特定技能」が創設され、「特定技能1号」の資格要件としての日本語力の測る試験として国際交流基金日本語基礎テスト(以下、JFT-Basic)が開発されました。2019年4月にフィリピンで初めてJFT-Basicが実施されて以降、…
日本語学校における日本語教育。その黎明期より中心となって活動してこられた新宿日本語学校の江副隆秀校長が2024年12月18日、癌のため73歳で逝去されました。日本語教育の法制化が進み、日本語学校も新しい時代を迎えるこれからという時の旅立ちで残念とし…
厚生労働省によれば、日本国内の外国人労働者数が2025年10月末現在で230万人を超え、前年比で25万人以上増加し、過去最多を記録したことがわかりました。また、厚生労働省は2024年末に「外国人雇用実態調査」で、外国人の雇用をめぐる状況をまとめました。外…
文部科学省は令和7年度日本語教員試験の概要を発表しました。試験日は令和7年11月2日(日)です。実施要項を見る限り、令和6年度試験から大きな変更はなさそうですが、出願期間が早いことには注意が必要です。また、経過措置ルートで現職者講習の修了が…
先日は節分でしたね。今年は2月2日の日曜日が節分だったので当日はできなかったかもしれませんが、クラスで豆まきをして楽しんだという方も多いのではないでしょうか。さて2025年2月・3月のセミナー情報をお届けします。公益財団法人新宿未来創造財団主催…
評価の問題が悩ましいのは、何をどうすればいいのかという方法論だけに目が向いてしまいがちだからでした。科目ごと・学期ごとの成績のつけ方をどうしようか、進級判定や修了認定の方法や基準をどうするかと、出口のない迷路に入ってしまった人が、そこから…
「日本語教育の参照枠」に沿ったコース設計を進めるうえで、悩ましいのが「評価」の問題ではないでしょうか。Can doベースのシラバスを立て、行動中心主義に基づく授業を設計するところまではいいとして、評価をどうすればいいのかを考え出すと迷路に入って…
2025年最初の「日本語教師プロファイル」ではフリーランス日本語教師として活躍する沼本恭子さんにお話を伺いました。会社員として働いたのちのセカンドキャリアとして日本語教師を選んだこと、ワークライフバランスも考えた働き方等、これから日本語教師を…
現在、国内外における日本語教育への需要はますます高まり、教員養成のさらなる推進が急務となっています。国家資格「登録日本語教員」制度の開始や各種研修の充実、各機関における養成課程の拡充に取り組まれる中、日本語教員養成のあり方をめぐる検討は極…
2025年1月20日(月)から、登録日本語教員の登録申請受付が開始しました。令和6年度の日本語教員試験に合格した人、仮合格した人は、自動的に登録日本語教員の資格が取得できるものではなく、事前に必要書類や収入印紙を準備して、登録日本語教員の登録申…
日本語教育機関認定法をめぐる動き、とりわけ日本語教師に影響が大きい、日本語教員試験や日本語教育能力検定試験、認定日本語教育機関、登録実践研修機関・登録日本語教員養成機関についての2025年1月時点の状況を整理しておきます。 日本語教員試験や日本…
「日本語教育の参照枠」の考え方を具現化できる教科書、『できる日本語』。全国で使っている学校が増えてきています。ではどのように導入したのか、迷ったりしたことは何か、導入後の様子はどうなのか? このシリーズでは『できる日本語』について知りたいと…
2025年1月25日に開催されるSHAKE★HOKKAIDO主催の北海道地域日本語教育シンポジウムをテーマにしたコラムの後編。前編では北海道の浦河町に急増したインドの人達を対象にした日本語教室の実践を中心に、シンポジウムの企画者である平田さんにお話をうかがいま…
2024年12月の「日本語教師プロファイル」は、武蔵野大学非常勤講師の石原えつこさんにお話を伺いました。長くシンガポールで日本語教育に携わっていた石原さんの経歴や活動についてはご存じの方も多いかと思います。今回は今まであまりお話されていなかった…
令和6年度の日本語教員試験および日本語教育能力検定試験の実施結果が発表されました。日本語教員試験は今回が第1回目の試験ということもあり、その結果が注目されていました。また、令和6年度日本語教育能力試験は、受験者数が大きく変動しました。発表…
海外から留学し、日本語を学び、日本で活躍する方にスポットライトを当てて、お話をお聞きしていきます。日本にはどんな経緯で来たの? 日本語学習はどうだった? 今は日本でどんなことをしているの? などなど、伺っていきます。今回はコスタリカ出身、現在…
2024年7月に行われた日本語能力試験のデータが国際交流基金から発表されました。それによれば7月に行われた日本語能力試験としては、過去最高の応募者数・受験者数を記録したことがわかりました。データを詳細に見てみましょう。
2025年1月25日に第4回を迎えるSHAKE★HOKKAIDO主催の北海道地域日本語教育シンポジウム。今回は、コミュニティをテーマにした内容です。今後、外国人の定住化が進むことが予測される全国の地域社会にとっても興味深いテーマ。企画者である平田未季さん(北…
今回「日本語教師プロファイル」にご登場いただくのは、日本語学校「新世界語学院」の校長であり教務主任でもある神 恵介(じん けいすけ)さんです。日本語教師になった経緯から、これまでのあゆみ、そして校長として目指すビジョンについてお話しいただき…
JLPT(日本語能力試験)の対策本として人気の「耳から覚える日本語能力試験」シリーズですが、2021年に発売された「語彙シリーズ」(N1、N2、N3)」の改訂版に続き、この度「文法シリーズ」もN1、N2、N3の改訂版が発売されました。改訂版では何がどう…
令和6年度の第1回日本語教員試験は、2024年11月17日(日)に全国8か所・11会場で行われました。また、実施に先立ち、文部科学省から出願状況が発表されました。第1回試験を、昨年行われた試行試験と比較しながら簡単に振り返っておきます。
カリキュラムを一から構想するとき、具体的にどこから手をつければいいでしょうか。カリキュラム編成の考え方はわかったけれども、作業手順がわからない、ということもあるでしょう。そういう場合にぴったりの方法が「令和4~5年度 文化庁委託「日本語教育の…
現在、認定日本語教育機関の申請を控え、「日本語教育の参照枠」に沿ったカリキュラム編成と言われても、どこからどう手をつければよいのか不安に感じていらっしゃる先生方も多いのではないでしょうか。教務主任や専任教員としての経験はあっても、これまで…
令和6年度の日本語教育能力検定試験は、2024年10月27日(日)に全国7地区・7会場で実施されました。受験された皆様、本当にお疲れ様でした。また、同じく令和6年度の日本語教員試験は2024年11月17日(日)に全国8か所・11会場行われます。受験される皆…
今回「日本語教師プロファイル」でインタビューさせていただいた田中くみさんは、Language Plus Oneの代表として、日本語教育のみならず、キャリア教育や外国人への就職支援にも取り組んでいます。最近では学習アドバイザーの資格も取られたそうです。これか…
大谷書店は福岡県福岡市博多区に店舗を構える日本語教育の専門書店です。九州の日本語教育機関の関係者なら知らない人はいないかもしれませんが、訪れたことがないという方もいるのでは。今回はアルクのメンバーがお邪魔してきました。
毎年恒例の「国内の日本語教育の概要」の令和5年度版が発表されました。今年からは、日本語教育の所轄の移管により、文化庁ではなく文部科学省のサイトにアップされています。日本国内の日本語教育の現状を確認しておきましょう。
家庭の事情で来日し、日本の学校に通う外国ルーツの子どもたち。何とか授業についていけるよう、日本語教育の支援が行われるようになってきました。しかし、「日本語を教えること」だけで十分と言えるのでしょうか。子どもたちの気持ちに寄り添い、試行錯誤…
日本語教育の専門書店である、日本語の凡人社。東京千代田区麹町と大阪に店舗があります。ちなみに麹町店はこれまで月・水・金の12時から18時まで開店していましたが、10月1日から平日の月・火・水・木・金の営業となりました(土・日・祝休み)。また、大…
皆さんはもう「日本語教育の参照枠」を見たり、聞いたりしたことがあると思います。でも、イマイチピンと来ないな…と思う方も多いのではないでしょうか。「で、何をどうすればいいの?」など、授業のイメージがつかめないといった声をよく耳にします。それも…
2024年10月15日から、登録日本語教員の経過措置に係る経験者講習が始まります。経過措置の対象になる方はルートによっては修了が必須となる講習ですが、それ以外の方も受講は可能です。文部科学省から発表になった内容を、わかりやすくお伝えします。 修了が…
海外から留学し、日本語を学び、日本で活躍する方にスポットライトを当てて、お話をお聞きしていきます。日本にはどんな経緯で来たの? 日本語学習はどうだった? 今は日本でどんなことをしているの? などなど、伺っていきます。これから日本語教師を目指す…
今回の「日本語教師プロファイル」では京都精華大学で教鞭を取られている住田哲郎さんにインタビューをお願いしました。京都精華大学といえば、日本で唯一マンガ学部があり、留学生にも人気の芸術系大学です。日本語教育にマンガを取り入れる実践について興…
国内の小中学校では外国籍、外国にルーツを持つ子どもたちが増え続けています。子どもたちへの日本語教育の重要性がようやく注目され、母語・母文化継承についても少しずつ認識されるようになってきました。ベトナムに留学経験を持ち、ベトナムにルーツを持…
2024年8月、国際交流基金から2024年7月の日本語能力試験の実施概要が発表されました。それによれば、日本語能力試験の海外の応募者が7月の試験としては過去最多、国内の応募者も過去最多、さらに全体の応募者数は1回の試験としては過去最多になったようで…
海外から留学し、日本語を学び、日本で活躍する方にスポットライトを当てて、お話をお聞きしていきます。日本にはどんな経緯で来たの? 日本語学習はどうだった? 今は日本でどんなことをしているの? などなど、伺っていきます。これから日本語教師を目指す…
第1回日本語教員試験の試験日は2024年11月17日(日)です。受験される方は、準備は順調に進んでいますか? 初めての試験ということもあり、いろいろとご不安をお持ちの方もいらっしゃると思います。ここでは、そのような方のご不安を少しでも解消するために…
7月某日、『できる日本語』の著者陣が勤務する学校でもあるイーストウエスト日本語学校の授業で、日本語話者を招いてインタビューをするビジターセッションが行われました。今回、アルクのメンバーがビジターとして招かれて授業に参加することになったので…
今回の「日本語教師プロファイル」ではJICAでの活動を終え、派遣先のインドから帰られたばかりの吉田知恵さんにお話を伺いました。吉田さんは元々演劇を学び、役者として活動、ミュージックスクールのインストラクターも務めていたという異色の経歴をお持ち…
令和5年度の「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に関する調査」および「外国人の子供の就学状況等調査」がまとまり、文部科学省から発表されました。子どもたちを巡る日本語教育の状況を確認しておきます。
5月に発売した『「読む」から始める日本語会話ワークブック』。会話授業で使っていただける、テーマについて多角的な短いストーリーを三つ読んだ後で自分の考えを話したり、人と話をしたりするテキストです。今回はこのテキストの著者のお一人である吉川達…
2024年8月1日、いよいよ第1回日本語教員試験の出願が始まりました。出願期間は2024年9月6日(金)までです。「パソコン操作はちょっと苦手」という方でも、スムーズ出願できるように、具体的な出願の流れをご紹介します。日本語教員試験の第一歩を、ここか…
今回「日本語教師プロファイル」でご紹介するのは長野県にお住いの岡宮美樹さんです。岡宮さんは長野工業高等専門学校の留学生に教えながら、長野県地域日本語教育コーディネーターや「にほんごプラス」の主催者としてもご活躍です。最近、草鞋を履き過ぎて…
海外から留学し、日本語を学び日本で活躍する方にスポットライトを当ててインタビューしていきます。どんな経緯で日本に来たの? 日本語の学習はどうだった? 今はどんなことをしている? など聞いていきたいと思います。これから日本語教師を目指す方も、学…
NJでも今年のトップニュースとして何度も取り上げ、その動きをリアルタイムで追っている新設国家資格「登録日本語教員」制度。第1回の「日本語教員試験」は2024年11月17日(日)の実施で、8月1日からはオンライン出願が始まります。それに先立って7月30…
2011年4月から『月刊日本語』(アルク)で「教科書について考えてみませんか」という連載を掲載してから10年。2021年10月に「日本語教育の参照枠」が出て以来、現場では、コミュニケーションを重視した実践への関心が高まり、さまざまな現場で使用教科書の…
「日本語教育の参照枠」を具現化できる教科書、『できる日本語』。全国で使っている学校が増えてきています。ではどのように導入したのか、迷ったりしたことは何か、導入後の様子はどうなのか? このシリーズでは『できる日本語』について知りたいと思ってい…



